クビアカツヤカミキリ被害にあったサクラの木の伐採作業を髙田園が承りました
こんにちは、深谷市にある造園会社の髙田園です。
深谷市内の某公園で、クビアカツヤカミキリの被害を受けたサクラの木の伐採作業を髙田園が承りました。このサクラの木は樹高8メートルもあり、安全を確保しながらの伐採作業が求められました。
高田園が行った安全対策について
髙田園では、このような高木の伐採作業においても安全を第一に考えています。具体的な安全対策としては、以下の取り組みを行っています。
- ◆現場作業員が全員参加する安全ミーティングを実施しています。
- ◆作業用具や機械の事前安全点検を徹底して行っています。
- ◆高所作業車に乗る作業員は、技能講習を受けた経験豊富な職人です。
- ◆高所で作業する際は、安全帯(墜落制止用器具)を着用するよう徹底しています。
- ◆その他、作業現場での安全に向けた取り組みを行っています。
これらの安全対策により、作業員の安全を確保しながら作業を進めています。
クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリは、体長が2.5〜4cmで、黒色で光沢があり、クビ(胸部)が赤い特徴があります。1頭の成虫が1000個の卵を産むため、多産であり、幼虫は樹木内部で2〜3年かけて成長します。成虫は6〜8月に出現します。
このカミキりの幼虫が侵入した樹木では、以下のような症状や被害が見られます。
- ◆樹幹に直径4mm程度の穴(食入孔や脱出口)がある。
- ◆穴の根元には、木くずとフンの混ざったものであるフラスが溜まる。
- ◆開花時期には花が少なくなる。
- ◆幼虫による食害が進むと、枯死や倒木の危険がある。
- ◆古木や大木に付きやすい特性があり、果樹に付くと農業被害が甚大となることがあります。
クビアカツヤカミキリは、バラ科(サクラ・ウメ・モモ・セイヨウスモモ(プラム)など)やカキノキ、オリーブ、ザクロ、ハコヤナギ、コナラ、ヤナギなどの樹木を好む傾向があります。
まん延を防止するための対処法としては、成虫を見つけたら速やかに捕獲し、幼虫が発生している食入孔から登録農薬(桜用)を注入して殺虫することが効果的です。代表的な登録農薬としては、ロビンフッド、キンチョールE、ウッドスターなどがあります。
出典:https://www.city.fukaya.saitama.jp/material/files/group/35/04376357.pdf
お問い合わせや相談の案内
クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されています。捕まえて移動させたり、飼ったりすることは禁止されています。見つけたら速やかに捕獲し、駆除してください。
クビアカツヤカミキリの被害にあっている木は、落枝や倒木などによる人的被害を引き起こす可能性もあります。被害木を見つけたら、被害の拡大を防ぐためにもお早めに髙田園にご相談ください。